ソフトバンクロボティクスグループ株式会社(以下「ソフトバンクロボティクスグループ」)は、オフィスや業務フロア向けのバキュームAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」の提供を、香港とマカオで開始します。「Whiz」が海外で提供されるのは今回が初めてです。

■「Whiz」について
「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスグループの子会社であるソフトバンクロボティクス株式会社が開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスグループが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した洗浄機を清掃の現場でご利用いただくためのサービスです。最初に同機を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

■ソフトバンクロボティクスグループについて
ソフトバンクロボティクスグループ株式会社は、ソフトバンクグループにおけるロボット事業を統括する持ち株会社です。子会社の投資育成を目的とした管理活動ならびに、ロボットプロダクトの研究開発活動を行っています。

ソフトバンクロボティクスグループ株式会社は、このたびハイアール・グループの世界 No.1 の白物家電メーカーブランド※である青島ハイアール(本社:中国山東省、以下「ハイアール」)と、IoT を活用して家電などを連携させるハイアールの「スマートホーム」などにおける、人型ロボット「Pepper」をはじめとするサービスロボットの活用に向けて、戦略的パートナーシップを締結しました。両社は、「スマートホーム」や、ハイアールが中国で展開していく「スマートストア」で活用することを目的に、ハイアールが開発・提供する「U+OS」との連携が可能な Pepper の開発を共同で進める予定です。

※ Euromonitor International Limited 調べ、2017 年の販売台数データによる。

■ハイアールについて
http://www.haier.com/jp/

■中国における Pepper 紹介ホームページ(中国語)
https://www.softbank-robotics.cn

ソフトバンクロボティクスホールディングス株式会社の人型ロボット「Pepper」について、中国での展開が決まりましたのでお知らせします。中国では、アリババグループ(以下「アリババ」)とソフトバンクグループ株式会社による合弁会社で、中国におけるロボット事業の展開を行う Alibaba Robot Corporationを通じて、アリババが開発・提供する「YunOS」を搭載した Pepper を、中国独自のサービスとして販売を行っていく予定です。なお、本日より開催されている Alibaba Cloud 2016 Computing Conference にて YunOS が搭載された Pepper のプロトタイプ(開発モデル)が展示されます。