実証実験
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実証実験:Whiz i 清掃性能の評価

実証実験の目的

ハードフロアにおけるWhiz i の清掃性能向上を評価

試験内容

サンプル床材を用いてテストコースを作成、同一条件下にて、Whiz と Whiz i それぞれ各3回の清掃を実施。吸引したゴミの量を数値化・比較し、Whiz i の清掃能力が Whiz に比べどれだけ向上したかを調査した。

試験環境

・温度 / Temperature: 24 °C ~ 29 °C
・湿度 / Humidity: 64 % ~ 84 %
・気圧 / Barometric Pressure: 1010 hPa ~ 1011 hPa

調査方法

・試験前に紙パック、ゴミ回収トレイ、ブラシ、配置するゴミの重量を測定する
・テストコース上の指定の箇所にゴミを配置する
・ロボット(Whiz iならびにWhiz)をテストコースの端から動作させる
・ロボットがテストコースの反対側まで到達したら、ロボットを停止させる
・ロボット停止後、紙パック、ゴミ回収トレイ、ブラシの重量を測定し、ゴミ回収率を算出する

テストコースとゴミの仕様は以下の通り。

・テストコース:幅600mm × 長さ4000mm
・ゴミ配置エリア:幅160mm × 長さ1500mm(幅は吸引口を中心に左右80mmとする)
・サンプル床材:Pタイル
製造者 シンコー株式会社製 型式:PMA-124(304.8mm × 304.8mm × 2mm)
・ゴミ1:(ほこり)
製造者 株式会社理仁 材質:ウール100%・綿100%・アクリル/ウール65%/35%の3種類の繊維を同時に細かく切断したもの
・ゴミ2:(髪の毛)
製造者 SHARE PARK 材質:高級人毛100%


■試験結果

※「ノーマルモード」時の稼働による製品ごとの試験を実施


数値化による比較結果

Whiz i では、吸引時のゴミ回収漏れを防止するため、床面に当たるブレードが搭載されたことでより効率よくゴミを回収できる。今回の実証実験により、ハードフロアにおける清掃性能がアップしていることが実証できた。Whizでもハードフロアでの清掃を繰り返し実施することでゴミを回収することはできるが、Whiz i であれば、ハードフロアでさらに高品質な清掃を実現できると言える。

注1) 床材やゴミによって清掃能力が異なる場合があります。
注2) 除菌清掃ロボットWhiz / Whiz i は日々全面清掃を行うことで施設の清潔度を保てるロボットです。日々の稼働・整理整頓が一番重要な要素となります。

本実証実験は、民間の第三者評価機関である株式会社コスモス・コーポレイションによって実施されました。

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