実証実験
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実証実験:Whizの利用によりオフィスの
空間浮遊菌量が最大5分の1に減少

実証実験の目的

除菌清掃ロボットWhizの空間浮遊菌量削減効果検証

実証実験の概要

株式会社熊谷組と共同で、微生物センサを用いた室内浮遊菌測定を実施。
Whiz稼働時/非稼働時それぞれにおいて測定を行い、空間浮遊菌量の変化を調査した。

調査場所・方法

都内オフィスビルにて、微生物センサ(BM-300C、シャープライフサイエンス)を用い、空間浮遊菌量を測定した。
200L(20L/min×10min)の空気質を採取、60分毎にカビ胞子数(n/m3)相当換算データを取得した。
24回分のデータの平均値を1日のデータとして表記した。
この測定を10日間に渡って実施、3日目からはWhizを稼働させ、空間浮遊菌量の変化を調査した。

空間浮遊菌量の変化

実証実験3日目よりWhizの稼働を開始。
休日(Whiz稼働なし)を挟んだため空間浮遊菌量が一時的に増加したものの、 Whizの継続稼働により、最終的に空間浮遊菌量が最大1/5にまで減少した。

以下は、本実証実験にご協力いただいた、株式会社熊谷組が独自に定めた「微生物センサBM-300Cによる室内浮遊菌量測定値の目安」である。




10,000n/㎥未満は「とてもきれい」と定義されている。
本実証実験最終日には、空間浮遊菌量が5,000n/㎥まで減少しており、Whizによる清掃によって室内空間を「とてもきれい」な状態にすることができた。



まとめ

Whizによる清掃前後の空間浮遊菌量を調査することにより、Whizによる清掃で、床面だけでなく、空気中の菌量も最大1/5に削減することが検証できた。

本実証実験は、株式会社熊谷組 の中村 孝道 博士、谷口 惠梨 氏によるご指導・ご協力のもと、ソフトバンクロボティクスと共同で実施しました。

中村 孝道 博士(農学)
株式会社熊谷組 技術本部 技術研究所 循環工学研究室 主任研究員

谷口 惠梨
株式会社熊谷組 技術本部 技術研究所 循環工学研究室

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