May 10, 2022 / 日本 / Business

業務用屋内サービスロボットの売上世界No.1に

2022年5月10日
ソフトバンクロボティクスグループ株式会社

ソフトバンクロボティクスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクスグループ」)は、米国Grand View Research社の調査※1により、業務用屋内サービスロボット売上世界No.1になったことをお知らせします。

各種サービス業界においては、慢性的な従業員不足や人件費の高騰、人材確保の難しさが課題となる中、新型コロナウイルスの影響により非接触でのサービス提供や施設環境の清潔さ維持のニーズも高まっています。このような状況下において、これらの課題を解決する業務用屋内サービスロボットのニーズが加速的に増加しています。

ソフトバンクロボティクスグループでは、2019年に発売したAI清掃ボット「Whiz」シリーズを皮切りに、2021年に配膳・運搬ロボット「Servi」を発売しました。また、2022年にはKeenon RoboticsやGaussian Roboticsとのグローバルパートナーシップを締結し、配膳ロボット「Keenbot」や床洗浄ロボット「Scrubber 50」を提供するなど幅広い業務用屋内サービスロボットを提供しています。現在では、世界12カ所に拠点を構え、ソフトバンクロボティクスの製品は70カ国以上で活躍しており、「Whiz(ウィズ)」シリーズは、世界出荷販売台数が2022年4月に累計約2万台に到達するなど多くのお客さまにご利用いただいています。

業務用屋内サービスロボットの需要は、今後も世界規模で大きな成長を遂げると予想されており、 ソフトバンクロボティクスグループは、今後も新しい時代に求められる多様なサービスロボットを展開し、社会課題の解決に努めていきます。

※1 業務用屋内サービスロボット売上世界第1位に認定。2022年4月現在。(Grand View Research社調べ) 
URL:https://www.grandviewresearch.com/press-release/global-professional-indoor-facility-mobility-robots-market

■「Whiz」シリーズについて
「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットです。自動運転技術を活用し、Whizが自律的に清掃を行うことで、人とロボットが協働し、社会的課題を解決していきます。

■「Servi」について
「Servi」は、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボットです。簡単な操作で配膳・運搬ができ、従業員がより多くの時間を接客に充てることができます。

■「Keenbot」について
最大4段のトレーを搭載し、大容量の配膳や下げ膳に対応したロボット。低重心かつ堅牢な筐体設計により安定的な運搬を実現するとともに、タッチパネルによる簡単な操作が特長です。

■「Scrubber 50」について
床洗浄、床磨き、拭き掃除の3つを全自動で行う床洗浄ロボット。設定した時間にスタッフの設定なしに稼働開始するため、工数を最小限に抑えます。高性能なセンサーを搭載しており、安全に清掃を行います。