大阪府立福井高等学校・堺市立堺高等学校がDXハイスクール向けパッケージを利用してPepper For Educationを導入

ソフトバンクロボティクス株式会社

大阪府立福井高等学校・堺市立堺高等学校がDXハイスクール向けパッケージを利用してPepper For Educationを導入

2025年1月15日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校である、大阪府立福井高等学校と堺市立堺高等学校に、「DXハイスクール向けパッケージ(以下「本パッケージ」)」を提供し、12月19日と20日に出前授業を実施しました。

大阪府立福井高等学校・堺市立堺高等学校がDXハイスクール向けパッケージを利用してPepper For Educationを導入

本授業では、生徒たち自ら身の回りの生成AIの活用事例について考え、生成AIを組み込んだプログラミングツールを使いながら、プログラミングを体験しました。本授業では、生成AIなどのテクノロジーを実践的に活用する力の育成と社会でそれらの技術をどのように応用できるかを考える力を養うことが可能です。

◾️大阪府立福井高等学校
大阪府立福井高等学校では、プログラミングを学んでもパソコンやタブレットの中で終わってしまうことに課題を感じていて、実際に人型ロボットを動かしてみる体験やグループワークの機会を創出するため、Pepperを2台導入。今後は情報の授業にもPepperを取り入れ、玄関ホールの受付で来校者に挨拶をする作品の制作などを予定されています。

12月19日に実施した出前授業では、プログラミング初心者から上級者まで様々なレベルの生徒が参加し、Pepperを使ったプログラミングに興味津々に取り組んでいました。プログラミングの基礎のほか、ChatGPTブロック(※1)を活用して好きなキャラクターに扮するPepperとの会話を楽しみました。最初はなかなか思い通りに動かせなかった生徒も、試行錯誤して成功した時は、本人も嬉しそうで、その様子を見ていた周りの生徒や一緒に受講していた先生たちも一緒に喜び、和気藹々とした雰囲気でした。また、見学していた先生方は、授業への導入ハードルが低く、どのように授業で実践できるかイメージしやすかったとおっしゃっていました。

大阪府立福井高等学校

◾️堺市立堺高等学校
堺市立堺高等学校では、生徒や先生に生成AIをより身近に感じていただくことを目的に、Pepperを1台導入。学校のあいさつ運動や、職員室入口の設置により、学校のウェルビーイング向上に貢献しているとのお声をいただいています。

堺市立堺高等学校

堺市立堺高等学校の機械材料創造科では、選択授業「プログラミング技術」を実施しています。この授業で得られた知識と技術を活用し、課題解決に必要な思考力、判断力、表現力を一層深化させるために、Pepperが授業に取り入れられています。

12月20日に実施した出前授業では、Pepperでのプログラミング導入と生成AIの活用について学び、実際に文化祭で活用できるPepperのプログラミングに取り組みました。模擬店の待ち時間を案内する作品や各階の展示内容、道順をChatGPTブロックを活用して案内する作品など、創意工夫を凝らしていました。普段はC言語でプログラミングに取り組んでいる生徒も、 今回、Robo Blocksというビジュアルプログラミングツールを使うことで、楽しみながら短時間で制作を進めていました。また、トライアンドエラーを繰り返しながら、プログラムをPepperで実装できた際は、プログラミングと社会との結びつきを実感できたようでした。

堺市立堺高等学校

◾️DXハイスクール向けパッケージについて
本パッケージではプログラミングや生成AI教育、探究学習などを可能にする学習プログラム「Pepper for Education」をより気軽に導入いただけます。これにより、未来に羽ばたく高校生がテクノロジーをより身近に感じ、人とロボットとの協働について考えるきっかけを得られることを目指します。また、学校のご予算や目的などに応じて柔軟なサポート内容を提案することで、多忙な先生方の負担を軽減します。

詳細はこちら:https://j.softbankrobotics.com/l/650173/2024-11-18/h7js4x

※1:「Pepper for Education」では、Scratchベースのプログラミングツール「Robo Blocks」を使用しており、ノーコードでのプログラミングが可能です。2023年10月より、ChatGPTブロックを新たに追加し、子どもたちが最先端の技術を早期に体験できるようになったとともに、アイデアを社会実装するプロセスをより身近に感じられるようになりました。

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