AI清掃ロボット「Whiz」の新型機「Whiz i」を提供開始
~清掃性能が最大1.6倍アップ!※1利便性を向上する新機能も追加~

2020年8月27日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、AI清掃ロボットの新型機「Whiz i(ウィズ アイ)」の提供を2020年10月から開始します。

「Whiz i」は、ソフトバンクロボティクスが2019年5月から提供を開始した「Whiz」の新型機であり、3つの点で大きく進化しました。

① ハードフロアへの対応強化などで「Whiz」の1.6倍にアップした清掃性能や、ディスプレーの大型化やバッテリー容量の増加などの
基本性能アップによる「清掃能力向上」
② ルート作成の簡易化やタイマー機能の追加による「かんたん運用」
③ ダストセンサー搭載※2による「清潔度見える化」

2020年6月には、「Whiz」で清掃することで床面の新型コロナウイルス量を削減できることを実証した他、薬剤を組み合わせて壁やドアノブなどを消毒するオプションの提供を開始するなど、新型コロナウイルス感染拡大リスク削減に貢献する取り組みも進めています。

こうした施設の清潔さに対する世界的な関心の高まりや、清掃作業をロボットへ移行したいというニーズの拡大により、「Whiz」の世界販売台数は2020年6月末に累計1万台を超え、販売台数世界シェアNo.1の業務用自律清掃ロボットとなっています。※3

AI清掃ロボットの新型機「Whiz i(ウィズ アイ)」登場

「Whiz i」の提供開始に伴い、法人のお客さまを対象に「Whiz i」をご希望の施設の清掃に最大1週間無料で貸し出す「Whiz i モニターキャンペーン」の申し込みを8月27日から受け付け、10月から提供を開始します。

ソフトバンクロボティクスは、ロボットによる新時代の施設清掃を提案していきます。同時に、清掃業界の高度化や清掃員不足、高齢化などの課題解決をサポートしていきます。

※1 Pタイル上のクリップ、紙ごみ、土砂、埃・毛髪、おがくずをノーマルモードで吸引したところ、従来モデルと比較して吸塵率が最大1.6倍に向上。
※2 2020年10月時点の「Whiz i」では、ダストセンサーを使用することはできません。本ダストセンサーを用いた機能は現在開発中で、将来的にOSをアップデートすることでご使用いただける予定です。
※3 商用利用されているバキューム型自律清掃ロボットの販売数においてマーケットシェア55%を獲得。2020年6月26日現在。(Grand View Research社調べ)

1. 仕様(予定)

本体サイズ(ハンドル収納時) 約470mm × 480mm × 661mm(幅×全長×全高)
本体重量(バッテリー内蔵) 約34kg
清掃能力 約500m²/時間
連続稼働時間 約3.6時間(ノーマルモード)
約1.8時間(パワーモード)
集塵容積 6.3L(紙パック・不織布パック)
バッテリー リチウムイオンバッテリー
充電時間 約5時間
充電器電源 100-240V AC
安全機能 障害物検知(LiDARセンサー、3Dカメラ)
衝撃検知(センサー搭載バンパー)
異常検知・落下防止(段差センサー、車輪浮き検知センサー、異常時ブレーキ機能)
付属品 ブラシ、紙パック×10、充電器、電源ケーブル、お知らせブザー、マイクロファイバークロス、ホームロケーションコード×10、トレイ、ブレード、HEPAフィルター、バキュームモーターフィルター

注1)ご利用の環境により異なる場合があります。
注2)仕様・外観は予告なしに変わることがあります。

2. 主な特長

①清掃能力向上

清掃性能向上
吸塵率が最大1.6倍に向上し、清掃性能がアップしました。ハードフロアへの対応も強化しています。

吸塵率が最大1.6倍


※Pタイル上のクリップ、紙ごみ、土砂、埃・毛髪、おがくずをノーマルモードで吸引した際の吸塵率を計測した結果。
※床の材質によって清掃性能は異なります。

基本機能の向上

  • ・ディスプレーのサイズ拡大
  • ・ごみパック・トレイの容量増加
  • ・バッテリーの容量増加
  • ・ハンドル角度が調整可能に

②かんたん運用

スマートルート作成
清掃ルート作成時に、外周ルートを設定すると、内側の清掃ルートを自動で生成することが可能です。ティーチングを短時間かつ簡単に行うことができます。

ルート複数選択
複数の清掃ルートを連続して清掃することが可能です。

タイマー機能
清掃開始の時刻指定、自動稼働が可能です。

③清潔度見える化

ダストセンサー
「Whiz i」には、床の汚染度を測定するダストセンサーが搭載されています。今後、汚染度データをクラウド経由でお知らせする機能を提供予定です。

※2020年10月時点の「Whiz i」では、ダストセンサーを使用することはできません。
 本ダストセンサーを用いた機能は現在開発中で、将来的にOSをアップデートすることでご使用いただける予定です。

詳細は製品ページをご覧ください。
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/whiz/

注)製品の機能は予告なく変更する可能性があります。

3. 料金

・3年契約モデル 月額料金 3万9,000円
・5年契約モデル 月額料金 3万6,000円

注1)参考価格(税抜き)です。
        (本体、保守パック、消耗品パック、本体付属品、初期配送料、WhizConnect利用料、OS利用料などを含む)
注2)代理店や契約方式によって、料金や支払い方法が異なります。
注3)2020年8月27日時点の料金です。料金は予告なしに変わることがあります。

4. 本体画像

Whiz i 本体画像

5. ロゴ

Whiz i ロゴ

6. キャンペーン情報

「Whiz i モニターキャンペーン」を実施します。「Whiz i」 を最大7日間、無料で体験していただけます。
詳細はキャンペーンページをご覧ください。
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/whizi-monitor/

■「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した清掃・洗浄機を清掃の現場でご使用いただくためのサービスです。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアのマップデータを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶したマップデータを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

■AI清掃PROについて

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先であるBrain Corp.(本社:米国カリフォルニア州、代表:Dr. Eugene M. Izhikevich)の自動運転技術「BrainOS」を搭載した自動運転清掃・洗浄機をご利用いただくためのサービスです。BrainOSのほか、保守サポートや通信ネットワークなどをご利用いただけます。故障時の対応などを電話やウェブサイトの専用窓口で受け付けるため、安心してご利用いただけます。AI清掃PROの詳細は、ソフトバンクロボティクスのウェブサイトをご覧ください。

AI清掃PRO

ページTOPへ