2023年1月18日
ソフトバンクロボティクス株式会社
ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、当社がグローバルパートナーシップを結ぶGausium(通称:Gaussian Robotics、本社:中国・上海、代表:Cheng Haotian)の配膳・運搬ロボット「Delivery X1(デリバリー エックス ワン)」の国内販売を本日開始します。
2022年10月に帝国データバンクが行った調査*1によると、「旅館・ホテル」「飲食店」において、人手不足を感じている企業の割合は、正社員では約65%、非正社員では約75%という結果となりました。コロナ禍を経て、さまざまな業界が労働力不足の課題に直面しており、飲食・外食産業においても、サービスレベルを維持しながら業務の効率化を図る、自動化・DXソリューションへの注目が高まっています。
このたび販売を開始する「Delivery X1」は、スタイリッシュなデザインでありながら、スムーズかつ安全な走行で大容量の配膳・運搬が可能で、ホテルやレストランをはじめ、幅広い業態において、業務効率化とサービスレベルの向上に貢献します。
国内での販売開始に先駆け、名古屋プリンスホテル スカイタワー(所在地:愛知県名古屋市、支配人:春山 新悟)内のブッフェレストラン「Sky Dining 天空」において導入検証を行い、導入が決定しています。
ソフトバンクロボティクスでは、2021年に取り扱いを開始した配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」、「Keenbot(キーンボット)」に加えて、本製品の取り扱いを開始することで、それぞれのロボットの特徴を生かし、人手不足や人件費高騰などさまざまな課題を抱える、飲食・外食産業をはじめ、病院、工場などの幅広い業態のお客さまの業務の最適化に貢献していきます。
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/delivery-x1/
*1 帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2022年10月)」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p221110.html
*2「レッド・ドット・デザイン賞」について https://www.red-dot.org/award (英語サイト)
レッド・ドット・デザイン賞は、毎年1回開催される国際的なデザイン・コンテストです。賞は、プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプト3つの分野に分かれており、レッド・ドットのロゴは、高品質デザインの証として国際的に定着しています。
Gausium (通称「Gaussian Robotics」)は、自律走行技術を活用したロボット開発を志していたEdward CHENGによって、2013年に設立されました。SLAM(同時定位・マッピング)および統合ロボティクスソフトウェアのソリューションプロバイダーとしてスタートしたGausiumは、現在、AIを搭載した自律型清掃・サービスロボットのリーディングカンパニーとなり、50の国や地域で2,000以上の導入に成功しています。現在、Gausiumの製品とサービスには、商業用床清掃ロボット、屋内配送ロボット、およびドッキングステーション、クラウドプラットフォーム、アプリケーションソフトウェアなどの補助的な付属品が含まれています。