Pepper App Challenge 2017 Autumn

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「ロボットも最新技術を求めてる」

 Pepper発売から3年が経過し、Pepperを取り巻く環境は大きく変化しました。一つ目の変化はユーザの変化。家庭から法人業務まで利用用途が拡大し、開発者だけでなく、ユーザもロボットに関する知識が徐々に増えてきました。二つ目の変化はIoTやAIなどロボットと親和性の高い技術の急速な進化です。これらの技術の実用化がいよいよ現実的になってきました。

 この環境を活かして、ロボットとの生活をさらに一歩先へ踏み出してみませんか?データを活用し学習させることで、ロボットはもっと賢く、より身近なパートナーになれる可能性があります。みなさまの発想と技術で、一緒に未来を創造しませんか?本コンテストの受賞者は世界をリードするコミュニケーションロボットの技術者と言っても過言ではありません。たくさんのご応募、お待ちしています。

応募は終了しました。

ご応募誠にありがとうございました。

お知らせ

入賞作品紹介


最優秀賞

作品名:SENSYソムリエ for Pepper

チーム名:IMJ すまのべ! with SENSY


AIソリューション賞

作品名:Travel Dreams

チーム名:Travics


IoTテクノロジー賞

作品名:コミュニケーションテーブル

チーム名:SHANTI & ROK


ビジネスイノベーション賞

ヤナセ賞

作品名:TalkQA for Pepper

チーム名:エクスウェア株式会社


審査員特別賞


MS Cloud Robotics賞

作品名:Tenko de Pepper

チーム名:ナブアシスト


ウフルenebular賞

作品名:Youtupper

チーム名:Youtupper


Haneda Robotics Labs賞

作品名:全決勝進出作品

決勝進出チームと審査員の集合写真

決勝進出作品

厳正な審査の結果、以下の10作品を決勝進出作品に決定いたしました。

作品名 チーム名
SENSYソムリエ for Pepper IMJ すまのべ! with SENSY
TalkQA for Pepper エクスウェア株式会社
Tenko de Pepper ナブアシスト
Travel Dreams Travics
Youtupper Youtupper
コミュニケーションテーブル SHANTI & ROK
駄菓子屋ぺっちゃん TEAM PARADIGM with Shinta
どれピパ 山梨AIロボット開発協議会 and YSK e-com
ほぼペッパー 株式会社エス・ジー
ロボスタンプ CHT CHT CHT

並びは作品名の五十音順です。

SENSYソムリエ for Pepper

IMJ すまのべ! with SENSY

Pepperがお客さまと会話をしながら、一人一人の味覚を人工知能SENSYを活用したSENSYソムリエのサービスを通して解析し、好みに合わせたお酒を提案してくれるロボアプリです。

TalkQA for Pepper

エクスウェア株式会社

IBM Watson(TM)を活用したチャットボットサービス「TalkQA(トークQA)」と連携して、音声での質問に対しPepperが適切な回答を行います。学習していない質問には雑談で対応できます。これまでのPepperでは回答することが難しかった質問にも TalkQA for Pepper を用いることで答えられるようになります。

Tenko de Pepper

ナブアシスト

PepperがIoT機器やAIと連携し、運送業における点呼業務(アルコールチェック、本人確認、体調管理、運行指示,危険運転予測など)を行い、運行管理者を支援します。

Travel Dreams

Travics

Travel Dreamsは、特にツアー客を中心とした旅行者向けレコメンドシステムです。Pepperと、感情認識・マシンラーニング・IoTデバイスを連携させることで、豊かなコンテンツと良質なユーザーエクスペリエンスを提供します。Pepperを通じて収集したデータは分析プラットフォームに取り込まれ、旅行業者にとって顧客のニーズや市場のトレンドを把握するための有益な情報源となります。

Youtupper

Youtupper

Youtube LiveにPepperが登場! 視聴者がYoutubeを通してコメントを送るとそれに対応した会話や動作をPepperがしてくれます。雑談APIで基本的な会話を可能にし、感情解析APIでPepperの苦手な感情表現にも挑戦しました。 展望としてはYoutuberとして色んな挑戦をさせたり、商品紹介などLIVE ECとしての実用性も期待しています。

コミュニケーションテーブル

SHANTI & ROK

弊社で開発している医療向けIoTプラットホーム「SOAR(ソア)」を利用し、XperiaTouchとPepperをつなぎ、新たなコミュニケーションテーブルを設けることで「Pepperを操作する」から「Pepperが寄り添う」UXを提供する医療用のトレーニングアプリです。IoT連携として、非接触が体温計やKinnectとも連携し、ユーザの体調管理や運動評価も行います。

駄菓子屋ぺっちゃん

TEAM PARADIGM with Shinta

お金の計算がむずかしい子どもでも金額ぴったりに買いモノできるようPepperがお助けします。
この「駄菓子屋ぺっちゃん」は、その日使える金額を子ども自身に教えてもらい、その中でぴったり買いモノができるよう、子どもにアドバイスしてくれます。 子どもが買いたいモノを画像認識して価格を計算し、合計金額がいくらか、「まだ買えるか」「ぴったりか」「予算オーバーか」を親切に教えてくれます。

どれピパ

山梨AIロボット開発協議会
and YSK e-com

PepperがAI(顔認識、話者認識)と、IoT(静電容量センサーと組み込んだピアニカ)と連携して、小学生の音楽の授業をサポートします。 クラス全員で一斉に演奏した場合でも、Pepperが個別に演奏データを採点します。教師はPepperから連携された情報を参考にして、よりきめ細かい指導が行えるようになります。また児童1人で練習も可能で、点数出しながら、楽しんで個別練習が可能になります。

ほぼペッパー

株式会社エス・ジー

お子様の教育をお手伝い。成績だけでなく、AIにより感情も把握。

ロボスタンプ

CHT CHT CHT

Pepperを活用したスタンプラリーシステムです。 Pepperをバーコードリーダ、ラズベリーパイ、スタンプと連携させることにより、参加者の名前(ニックネーム)を呼んで、話しかけてくれます。スタンプを押す楽しさを味わいながら、最新のロボットに触れることができる、今までにない体験型のスタンプラリーです。

ノミネート作品

厳正な審査の結果、以下の30作品をノミネート作品に決定いたしました。

作品名 チーム名 作品名 チーム名
FINDING KIDS おじさん&ドリームズ 介護施設向け高精度徘徊予防with 離床 チーム離床(RTC&生活革命)
Moti Pepper エクスウェア株式会社 継続対話システムEDAHA 徳島大学泓田研究室
Nuarda Nuarda コミュニケーションテーブル SHANTI & ROK
pemota EX エビリー 生産管理部業務効率課 進捗課長 生産管理部業務効率課 開発チーム
Pepper Dance Pepper Band 駄菓子屋ぺっちゃん TEAM PARADIGM with Shinta
pepper 先生(ペッチャー) ペッチャー 垂れ流しペッパー 垂れ流しペッパー
Robava Be a robot. どれピパ 山梨AIロボット開発協議会 and YSK e-com
SENSYソムリエ for Pepper IMJ すまのべ! with SENSY はじめてのおつかい ハッピーまつもと
TalkQA for Pepper エクスウェア株式会社 発達障がいの療育 by プログラミング トゥモローランド
Tenko de Pepper ナブアシスト 人肌感覚を持ったPepper JAPERA
Travel Dreams Travics フリースタイルPepper yukanm(野村有加)
Youtupper Youtupper ほぼペッパー 株式会社エス・ジー
受付コンシェルジュPepper CUBE SYSTEM 窓口案内システム連携アプリ ERPS
おもてなしPepper PPOP ロボスタンプ CHT CHT CHT
音声と手書文字認識による受付支援 AOI国際病院 with Team Z ロボットたこ焼き屋さんOcotochef コネクテッドロボティクス & ヘッドウォータース

並びは作品名の五十音順です。

スケジュール

事前申請・作品応募受付開始 2017年8月25日
作品応募受付締切 2017年10月25日
一次審査通過作品発表 2017年10月31日
決勝進出作品発表 2017年11月6日
決勝審査および表彰式 2017年11月22日(水)
ベルサール汐留

応募方法

応募にはロボアプリ動画、企画書、イメージ写真をご提出ください

応募資格

  • 個人の方もしくは法人の方、いずれも応募可能です
  • 大会開催期間事前の前日準備、デモ展示、プレゼン発表が可能な方
    ※基本的には11月20日〜22日の3日間、終日お時間の確保をお願いいたします。難しい場合はご相談ください。

利用するPepperのモデル

  • 一般販売モデル、もしくはPepper for Biz
    機体を保有していない場合はお近くのアトリエやアトリエサテライトをご利用下さい。

応募時に必要なもの

  • ロボアプリを実機で稼働させている動画のYouTubeリンク(限定公開)
  • 企画書(Googleスライド)
    • フォーマット:サンプルテンプレートに沿って記載してください。
    • 必要事項:チーム名、開発目的、アプリ概要、活用技術
    • 企画書の枚数:6枚以内にまとめること
  • ロボアプリ利用イメージ写真(一時審査通過作品公開時に使用させていただきます)

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応募プロセス

STEP 1: 事前申請

  • 応募規約に同意の上、「事前申請フォーム」から申請
    ※自動返信メールに応募準備と作品応募に必要な情報を確認

STEP 2:応募準備

  • 開発したロボアプリを実機で動作させた動画を撮影しYouTubeに限定公開でアップロード
  • Googleスライドで企画書を作成し、SBR指定のメールアドレスと共有
  • ロボアプリが稼働している様子をイメージできる写真/画像を準備(一次審査通過作品の公開用)

STEP 3:作品応募

  • 事前申請フォーム登録後に案内される「作品応募フォーム」より必要事項を記入の上、申請
    ※事前申請フォーム、作品応募フォーム、応募規約は後日ご案内します。

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応募は終了しました。

ご応募誠にありがとうございました。

審査基準

「ロボットも最新技術を求めてる」をテーマに以下3つの審査基準にて審査します。

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IoTデバイスやAI等の最新技術を活かし、ロボットの可能性を高めていること

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ロボアプリを通して、ユーザに新たな体験価値を提供すること

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ロボアプリの実用性が高く、ロボットの活用促進につながること

審査プロセス

一次審査

審査事務局が、作品応募フォームから申請されたロボアプリの企画内容および、動画を審査します。
作品の中から計30作品を一次審査通過作品として選出し、公開します。

二次審査

審査事務局にて一次審査を通過した作品から決勝戦に進出する作品を10作品選出し、公開します。
ノミネートされた方は決勝戦に進出することができます。

決勝戦

審査会場にてPepper実機を使ったデモンストレーションとプレゼンテーションを行い審査員が審査します。※1
決勝にノミネートされた10作品から優秀作品には賞を授与します。
※1. デモで使うPepper実機は事務局にて準備します。

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最優秀賞は賞金100万円!活躍の場を飛躍させるチャンスです!

最優秀賞 賞金100万円
特大Pepperぬいぐるみ※1
AIソリューション賞
IoTテクノロジー賞
ビジネスイノベーション賞
賞金10万円
特大Pepperぬいぐるみ※1
審査員特別賞 ※2 MS Cloud Robotics賞 Microsoft Surface Pro
ヤナセ賞 ヤナセ店舗でのロボアプリのトライアル環境を1ヶ月間ご提供!
Haneda Robotics Lab賞 日本空港ビルデング株式会社の ノベルティグッズを進呈
ウフルenebular賞 下記、IoTスタートキットを提供いたします。
  • ウフル特性マル秘ボード
  • Mbedプラットフォーム FRDM-K64F
  • Groveセンサキット
応募特典 PAC作品自慢総選挙 2017 参加権
PAC懇親会 参加権
※コンテスト同日の夜に開催します。詳細はメールにてご案内します。

特大Pepperぬいぐるみ

※サイズ:全高約90cm、幅約55cm

  • ※1
    Pepperぬいぐるみ
  • 入賞チームのメンバー全員(上限5名)に特大Pepperぬいぐるみを1ヶずつ贈呈します。
  • 協賛企業賞は対象外となります。
  • 12月中の納品を予定し、直接指定先住所まで配達します。(国内に限る)
  • ※2
    ヤナセ賞について
  • 関東近郊のヤナセ店舗を予定。トライアルにて企業情報、顧客情報を扱う(情報取得含む)場合、保管及び管理はヤナセ社管轄となります。
  • トライアル実施前に、社風や店舗特性にあわせアプリケーションの改修をご相談する場合があります。
  • 時期、場所など実施詳細については別途お打ち合わせにて決定します。
  • トライアル実施は無償でのご対応となります。

審査員

大谷 健

大谷 健
日本マイクロソフト株式会社 マーケティング&オペレーションズ部門 プラットフォーム戦略本部 本部長

2010年に日本マイクロソフト入社以来、エグゼクティブプロダクトマネージャーとしてクラウドビジネスの立ち上げに従事。2017年よりプラットフォーム戦略本部にてIoT、AI、Blockchainなどの破壊的技術の新規事業戦略と市場開拓担当。

大須賀 了

大須賀 了
株式会社ヤナセ 執行役員 営業推進部 部長

1979年(株)ヤナセに入社。3年間アフターセールス部門に在籍後、情報システム部門でシステム開発などを約20年間従事。2002年よりヤナセ東京支店の販売部門に異動。2008年より本社営業推進部に異動。2010年執行役員就任。2013年より現職。

志水 潤一

志水 潤一
日本空港ビルデング株式会社 事業開発推進本部 事業開発部 次長

1993年3月日本空港ビルデング株式会社入社。 2011年より施設リニューアルや様々な価値向上策を推進。 近年はロボット技術を活用した空港運営の未来像を創出すべく2016年9月、「Haneda Robotics Lab」を開設。現在に至る

古城 篤

古城 篤
株式会社ウフル 専務執行役員CTO

2009年にウフルにジョイン。クラウドインテグレーション、enebularの企画・開発、データサイエンス研究所長を経て現職。個人としてもNode-REDユーザ会代表としてOSSコミュニティで活動中。

藤長 国浩

藤長 国浩
ソフトバンク株式会社 執行役員 法人事業統括 法人事業戦略本部 本部長

2000年ソフトバンクネットワークス株式会社(現ソフトバンク)に入社し、流通業界・通信業界を中心に大手企業への法人営業に従事。2016年より法人事業事業戦略の責任者として、法人部門の事業計画や新規事業の戦略を担う。

吉田 健一

吉田 健一
ソフトバンクロボティクス株式会社 Chief Business Officer 事業推進本部 本部長

感情認識パーソナルロボットPepperを中心としたソフトバンクロボット事業の立ち上げを行う。前職では、ソフトウェア会社リアルコムの共同創業者兼COOとして同社をマザーズ上場に導く。2010年からソフトバンクにて新規事業立ち上げに従事、数多くの新規事業立ち上げを手がける。

よくある質問

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