SLAM方式を採用した配膳・運搬ロボット「Keenbot Laser」の登場
〜「Keenbot」に新たなラインアップを追加〜

2022年7月12日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、配膳・運搬ロボット「Keenbot Laser」(KEENON Robotics社製)を販売します。「Keenbot Laser」は、地図の中でロボット自身の所在や向きを認識する「位置特定」と、周辺環境を把握する「地図作成」を同時に行い、その情報をもとに運転するSLAM方式を採用しており、2022年2月に国内で販売を開始した配膳・運搬ロボット「Keenbot(キーンボット)」(KEENON Robotics社製)に加えて、新たに販売するものです。

労働人口減少による従業員確保の難しさを背景に、飲食店や宿泊施設では、コロナ禍における非接触接客のニーズの高まりなどを受け、配膳・運搬ロボットの需要が高まっています。今回新たにラインナップに追加する「Keenbot Laser」は、SLAM方式を採用していることにより、これまで天井が高すぎたりフラットではないため、天井マーカーが設置できないなどの理由から配膳・運搬ロボットので導入が難しかったお客さまにもご利用いただけるようになります。

ソフトバンクロボティクスは、2021年2月から配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」を提供しており、既に約300のブランドに導入され、のべ18万kmにわたる配膳や運搬を行っています。今回、「Keenbot」に「Keenbot Laser」のラインアップを加えることで、導入企業の店舗規模や使用環境、配膳容量などに合わせて、より適切で柔軟な製品提案を行い、配膳・運搬ロボットの普及拡大に努めていきます。

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員の孫 正義は、2021年9月に開催された法人向けイベント「SoftBank World 2021」(主催:ソフトバンク株式会社、SB C&S株式会社)の基調講演で、「日本復活の鍵を握るのはスマートロボット(スマボ)」と話しています。事例として紹介された「Keenbot」は、AIで自ら学習し、柔軟かつ臨機応変に動くスマートロボットの1つです。今後も、ソフトバンクロボティクスはさまざまなスマートロボットを日本に提供していく予定です。

■製品仕様
詳細はこちらをご覧ください。
「Keenbot」「Keenbot Laser」ウェブサイト
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/servi/lineup/

Keenbot Laser
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