マイクロソフトのAIマーケティングソリューション
「Rinna Character Platform」と連携した
Pepper向けロボアプリ「ペッパーとおしゃべり」を配信
2019年4月16日
日本マイクロソフト株式会社
株式会社よしもとロボット研究所
ソフトバンクロボティクス株式会社
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:平野 拓也、以下「日本マイクロソフト」)、株式会社よしもとロボット研究所(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:梁 弘一、以下「よしもとロボット研究所」)およびソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、日本マイクロソフトのAI(人工知能)マーケティングソリューション「Rinna Character Platform」と連携した人型ロボット「Pepper」用のロボアプリ「ペッパーとおしゃべり」を、2019年4月17日以降に配信します。「ペッパーとおしゃべり」は、2016年から3社が共同で取り組んでいるPepperの会話機能に関する研究の成果です。
このロボアプリの開発で、日本マイクロソフトは「りんな」をはじめとするAI技術に関する知見を、よしもとロボット研究所はロボットのUI(ユーザーインターフェース)や演出、そしてコンテンツ力を背景とした知見を、ソフトバンクロボティクスはPepperで蓄積した人とロボットの会話における知見をそれぞれ提供しました。
今回のロボアプリの基盤となる「Rinna Character Platform」は、性別や口調などをカスタマイズした独自のAIキャラクターを新たに作ることができる日本マイクロソフトのAIマーケティングソリューションです。ユーザーとの感情のつながりを重視したやりとりを行う点が評価され、2015年に日本マイクロソフトが提供を開始して以来、約760万人(2019年4月現在)に利用されているソーシャルAI「りんな」の技術を一部応用しています。この技術をPepperと連携させることで、人とPepperの自由会話をより自然なものに近づけることができました。また、よしもとロボット研究所の開発協力によってPepperのキャラクターはそのまま残しつつ、従来は応対が難しかった会話内容に対する返答の正確性が向上し、Pepperとの会話がより長く楽しめるようになりました。なお、このロボアプリは、会話をより楽しんでいただけるように、今後もアップデートしていく予定です。
なお、2019年4月16日から申し込み受け付けを開始するPepperの家庭向けモデル「Pepper for Home」では、「ペッパーとおしゃべり」は利用いただけません。