AI清掃ロボット「Whiz」を活用した
介護施設向けの清掃ガイドラインを策定

2020年7月8日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(以下「ソフトバンクロボティクス」)は、認定特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会や公益財団法人国際医療財団、公益社団法人日本ペストコントロール協会など感染症対策の専門機関の監修と、特別養護老人ホームを経営する社会福祉法人葛飾会の協力の下、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を活用した介護施設向けの清掃ガイドラインを策定しましたのでお知らせします。

介護施設では、病気への抵抗力が低い高齢者が生活しているため、集団感染のリスクが高く、一方、従業員への清掃に対する負荷は増加しています。ソフトバンクロボティクスは、この問題を解決するため、介護施設向けの清掃ガイドラインを策定しました。科学的な清掃技術を搭載し、新型コロナウイルス量の削減効果も実証された「Whiz」による清掃と合わせ、入居者が安心・安全に過ごせる衛生環境の構築、従業員の清掃に関する負担軽減を目指します。

今回策定した介護施設向けの清掃ガイドラインは、介護施設で必要な感染対策を盛り込んだ清掃標準を検討して、まとめたものです。ガイドラインのダウンロードはこちら

■「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した清掃・洗浄機を清掃の現場でご使用いただくためのサービスです。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

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