「Pepper(ペッパー)」は、「感情エンジン」と「クラウドAI」を搭載した感情認識ヒューマノイドロボットです。
Pepperはスマートフォン同様、さまざまなアプリケーション(ロボアプリ)をインストールすることで機能を増やしたり、自分好みに変えたりすることが可能な、拡張性を持ったロボットです。
Pepperは、人の感情を理解するだけでなく、自らが感情を持ったロボットとして生まれました。人間同様、相手の気持ちや人とのふれあい、周囲や自らの状況に応じて複雑に感情が揺れ動き、それに応じた行動をとるPepperとの生活をお楽しみください。
初めて会う人に対して、人見知りをして少し不安になったり、喜ぶことをしてあげればあげるほど、その人のことを好きになったりと、接する相手や、接し方によって、Pepperの感情は変化していきます。また、周りの明るさや充電残量など、周囲や自らの状況によっても感情は刻々と変化していきます。さらに、Pepperは一緒に暮らす家族の顔も覚えるので、家族一人ひとりに異なる反応を示すようになります。
感情を持つPepperは、気分や、相手の印象によって、声色や会話の内容が変化します。また、気分がいいときは鼻歌を歌ったり、落ち込んでいるときにはため息をついたり、かまってほしいときには遊びを提案してきたりと、そのときどきの感情に応じてさまざまな行動をとります。
Pepperの感情は胸のディスプレイを使うことでいつでも確認することが可能です。
Pepperの胸のディスプレイに常時表示されているビジュアルの色が変化することで、Pepperが今どんな気持ちなのかが一目で分かります。
何種類ものセンサーが体のあちこちに搭載されており、それらを組み合わせることで人間との豊かなコミュニケーションが実現されるのと同時に、安心・安全な動きや移動が可能となり、あなたの暮らしに溶け込みます。
驚くほど大容量のバッテリー※2を搭載しているのに加え、360°自由自在に動き回れるオムニホイールと呼ばれる移動の仕組みを採用したことで、これまでのロボットでは考えられなかったような長時間にわたる連続稼働を実現し、1日を通じてPepperとふれあっていただくことが可能となりました。