実証実験
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実証実験:新型コロナウイルス量の削減

実証実験の目的

Whizでの清掃と立面除菌の組み合わせによる新型コロナウイルス削減効果の測定

実証実験の概要

新型コロナウイルス感染症軽症患者受け入れを行っている施設において、認定特定非営利活 動法人バイオメディカルサイエンス研究会による第三者機関調査を下記内容で実施。
1.Whizによる床面に付着したウイルスの削減効果
2.Whizに薬剤用スプレーを搭載し、自律清掃と並行して立面除菌を行う「除菌ソリュー ション」によるウイルス削減効果

調査場所・方法

床面、立面(ドアノブ、壁の特定箇所)に対し以下3パターンでRT-PCR検査を実施する。
1.調査前
2.Whizによる清掃後
3.Whizによる清掃と薬剤による立面・接触部消毒の同時実施後

使用機材

使用機器:ソフトバンクロボティクス製 AI清掃ロボット「Whiz」
薬剤用スプレー:アイリスオーヤマ社製 IR-N5000
使用薬剤:エコラボ社製除菌・消臭剤「アクア・デオ プラス」 (電気分解で製造し た微酸性次亜塩素酸水)

調査手順


※Whizに薬剤スプレーを搭載し、ドアノブ、壁に向けて薬剤を散布する。
※対象物ーWhiz壁側車輪までの距離は約50cmに設定
※床ーノズル先端はドアノブの高さに設定。


・清掃前の床、ドアノブ、壁から採取した検体をPCR検査した結果、いずれも新型コロナウイルスが検出された。
・Whizによる清掃後、床面の新型コロナウイルスはPCR検査において微量のみ検出という結果を得られた。人が歩くことによってウイルスが飛散する可能性が高い床面の清掃におい て、Whizが効果的であるということが分かった。
・Whizに薬剤スプレーを組み合わせて主にドアノブ、壁に向けて薬剤を散布した。その結果、床、ドアノブ、壁の全てにおいて新型コロナウイルスは検出されないレベルまで削減された。



調査結果 / まとめ

・清掃前の床、ドアノブ、壁から採取した検体をPCR検査した結果、いずれも新型コロナウイルスが検出された。
・Whizによる清掃後、床面の新型コロナウイルスはPCR検査において微量のみ検出という結果を得られた。人が歩くことによってウイルスが飛散する可能性が高い床面の清掃におい て、Whizが効果的であるということが分かった。
・Whizに薬剤スプレーを組み合わせて主にドアノブ、壁に向けて薬剤を散布した。その結果、床、ドアノブ、壁の全てにおいて新型コロナウイルスは検出されないレベルまで削減された。

本実証実験は、バイオメディカルサイエンス研究会の瀬島俊介氏によるご指導・ご協力のもと実施しました。

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