Tokyo Pepper Collection 2017
Tokyo Pepper Collection 2017会場での模様
オープニング映像
当日のダイジェスト映像
作品テーマ
「働くPepperに着せたい服」
Pepperを導入している企業数は約2,000社(2017年2月現在)となり、接客や受付、ヘルスケア、外国人応対のサポートなどさまざまな業務で活躍しています。
そして、2020年に向けて日本ではロボットの活躍により一層の期待が寄せられています。
また我々は、ロボットファッションが持つ可能性にも大いに注目をしています。
本年8月にPepper公式デコレーションサービス「ロボデコ」のサービスを開始してから、Pepperに企業の「社員」としてオリジナリティを持たせるニーズが高まっており、スーツやハッピなどの制服を着用させることが一般的になりつつあります。
ひと目見てPepperの役割がわかる、親しみやすい、愛着が持てる。ファッションを組み合わせることで、Pepperがロボットの枠を超え、より社会と融合できる存在になれると考えています。
Pepperの新しい可能性を拓くデザインを、あなたの手で創り出してみませんか?
賞
- グランプリ: 賞⾦10万円、Pepper for Biz無償レンタル、ロボデコ公式商品として販売(※1)
- 審査員特別賞: 賞⾦3万円、Pepper for Biz無償レンタル
※1. 公式パートナーROBO-UNI(ボンユニ福岡)にて製造・販売致します
グランプリ
空港コンシェルジェ

柏瀬きらら さん
空港カウンターを中心にしたグランドスタッフの衣装です。2020年、Pepperに代表される人型ロボットは、空港内のさまざまな業務や、接客案内をするときにもっと役割が広がっていますし、業務レベルも完璧になっていると思います。そういった思いを込めて作品を作りました。
審査員特別賞
ナース

斎藤きよみ さん
来院される患者様は、何かしら不安と不調を抱えながらの方々なので、Pepperのかもしだす、ロボット的ではなく中性的な優しさや愛らしさで応対してあたたかくよりそうことができれば、安らぐのではと考えました。Pepperの人間らしさとハイテクさが両方とも表現できるように、ふくらみのあるジャージ素材と、病院内も意識した同系色を採用しています。
最終審査通過作品
保育士

沼守美典 さん
安全なコットン素材を用い、正面のヒヨコや、ウサギとカエルのぬいぐるみをポケットから取り出して遊べる、背中のブタの鼻をおすと音が鳴るなど、随所に子供が楽しめる工夫をこらした保育士のコスチューム。Pepperと会話することで、子供たちが自分の伝えたいことを表現する練習にもなります。
和のおもてなし

百木風香さん
外国からの観光客向けに、日本の「おもてなし」精神でサービスを!とのコンセプトで、日本の伝統ある着物をイメージしました。ホテルやデパートだけでなく各地の観光スポットで活躍できるように、各地域の素材を使って伝統工芸をモチーフにするアレンジも考えています。
工事現場スタッフ

小山千賀子さん
工事現場や作業服専門店のスタッフをイメージしました。裏面に「働く楽しさ」というコピーの入ったTシャツ、Pepperの「P」を組み合わせた上着がこだわりのポイントです。
最終審査員
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原由美子
スタイリスト・ファッションディレクター慶應義塾大(文)卒。1970年「アンアン」創刊参加。仏・ELLEページの翻訳スタッフを経て1972年よりスタイリスト開始、「クロワッサン」「婦人公論」「エルジャポン」「マリクレール日本版」「フィガロジャポン」「和楽」等でのスタイリングや執筆の他ファッションディレクターとしても活躍。1973~2011年パリプレタ取材。1995年ミモザ賞、2014年毎日ファッション大賞の鯨岡阿美子賞等受賞。
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平野 宏司
一般社団法人ロボットスタイリング協会 会長小学生の時「鉄腕アトム」に影響を受け、人と同じように服を着て仲間となるロボットに興味を持つ。慶應義塾大学、NYファッション工科大学等卒業後、WWD-NY版日本特派記者を経てファッション教育界へ。Pepper導入後はロボットスタイリングのカリキュラム化に努める。2016年に同協会を設立し現職。
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井原 理博
株式会社みずほフィナンシャルグループ インキュベーションPT デジタルストラテジストみずほグループ横断で新規事業創出を担うインキュベーションPT創立メンバー。法人営業を経験後、NTTdocomoへ出向し、P2P送金/モバイル決済事業をはじめとした新規サービスの企画に従事。現職では、銀行で世界初となるヒト型ロボットPepperの導入をリードし、国内外で事例を公開。ロボットやAIなど新たな技術を活用したビジネス創出を牽引。
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菅野 亜紀子
日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 ブランド&メディア戦略部部長リサーチ会社等を経て、2002年3月に日産自動車(株)入社。市場調査、国内販売戦略、グローバルセールス戦略などを経験し、2016年4月より、国内の広告宣伝やデジタルマーケティング、展示イベント等を企画実行するブランド&メディア戦略部を担当(現職)。女性や初めてクルマを購入するお客さまを意識した「日産レディー・ファースト ショップ」に全国約100体のPepperを導入し、日産オリジナル機能の開発やPepperを活用したプロモーションを企画。
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蓮実 一隆
ソフトバンクロボティクス株式会社 コンテンツマーケティング本部 取締役本部長88年一橋大学卒業。テレビ朝日入社。ビートたけしのTVタックル・報道ステーション・徹子の部屋などの番組プロデューサーを歴任。08年ソフトバンク入社。書籍配信サービス「ビューン」を立ち上げるなど、コンテンツ・サービス分野全般を担当。 Pepper開発ではソフトウェア・コンテンツを中心に関わり、14年8月ソフトバンクロボティクス株式会社設立時に取締役に就任。16年11月現在、同社のコンテンツマーケティング本部 本部長も務める
スペシャルゲスト
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スプツニ子!
現代美術家テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた作品を制作。主な展覧会に、「第3回瀬戸内国際芸術祭」(ベネッセアートサイト常設作品 2016)など。2013年MIT メディアラボ 助教に就任。(株式会社ボンイマージュ所属)
その他留意事項
- デザイン・製作・コンテスト来場における費用は個人負担となります。
- 輸送・審査・コンテスト運営の過程において発生する作品破損・紛失に関して、Pepperファッションコンテスト事務局および審査員(以降、主催者)は一切の責任を負いかねます。
- 二次審査通過者はコンテンストおよびリハーサルにご出席頂きます。
- コンテストの構成・演出は主催者の判断にお任せ頂きます。
- 出展作品の著作権は主催者に帰属致します。
企画協力
一般社団法人 ロボットスタイリング協会
学校法人 平野学園
主催
ソフトバンクロボティクス 株式会社