学校向けにPepperを貸し出す
「Pepper 社会貢献プログラム2」を開始
~最新ソフトウエアの提供と支援対象学校の拡大により、プログラミング教育を推進~
2017年7月19日
ソフトバンクグループ株式会社
ソフトバンクロボティクス株式会社
ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)とソフトバンクロボティクス株式会社(以下「SBR」)は、AIやスマートロボットと共生する将来の社会を担う子どもたち向けに、プログラミング教育の拡大を推進していくため、2018年4月から2021年3月までの3年間、小学校・中学校・高等学校にPepperを1台あたり月額2万円で貸し出す「Pepper 社会貢献プログラム2」(以下「本プログラム」)を開始します。本プログラムにおけるSBGとSBRによる支援総額は第1弾の「Pepper社会貢献プログラム」と合わせて、最大約80億円規模となります。なお、3年間プログラムに参加する学校を2017年8月上旬から募集開始します。
本プログラムは、2017年4月から実施している「Pepper 社会貢献プログラム スクールチャレンジ」(以下「スクールチャレンジ」)のノウハウや実績、自治体からの要望をもとに、より多くの子どもたちにプログラミング学習の機会を提供するものです。Pepper本体のみならず、スクールチャレンジで使用している教材をベースとした専用カリキュラムと、学校に設置されているパソコンなどで利用可能なプログラミング教育に特化したPepper専用の最新ソフトウエアなどを提供します。
スクールチャレンジは、全国282の公立小中学校にPepperを無償で貸し出し、2020年の小学校におけるプログラミング教育必修化に向けた教育活動を支援しています。3年間でのべ9.1万人の子どもたちがプログラミングを学ぶ予定です。導入した自治体からは、児童・生徒の論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成に役立つという点で好評をいただいています。
1. 「Pepper 社会貢献プログラム2」概要
Pepperご利用料金
[注]
プログラミング教育推進のため、以下のサービスを無償で提供します。
- Pepper 社会貢献プログラム専用のヘルプデスクをご利用できます。
- 教育関係者向け取り組み事例共有ウェブサイトの提供を予定しています。
2. 対象
公立、私立を問わず以下の学校を対象とします。
- 小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、その他(ソフトバンクグループが認めたその他学校法人)
[注]
3. 参加申し込み方法
8月上旬よりソフトバンクグループのウェブサイトなどで受け付けます。
なお、Pepperは、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2020年10月上旬に愛知県国際展示場で開催する、ロボットの国際大会「World Robot Summit 2020」において、ジュニアカテゴリーのスクールロボットチャレンジ(学校課題の解決をテーマに世界各国の子どもたちがプログラミング成果を競い合う競技)で使用するプラットフォームロボットに採用されています。