「ロボットを超えるロボット」?!秋田弁のPepperがお出迎えします!
– Pepper導入に至った背景を教えてください
当館は2016年10月にリニューアルオープンをいたしました。リニューアル前は特に、企業博物館という敷居が高い印象から、お客様との距離があることを課題に感じていました。そこで、当館エントランスにてPepperにアイスブレイクの役割を担ってもらうことで、お客様との距離を身近にすることを狙いとして、導入を決めました。
– ご利用状況を教えてください
2つのエリアで活用しています。
1つはエントランスにて、来館のお客様皆さんに、当館の案内についてプレゼンテーションをしてもらっています。
秋田弁のプレゼンテーションがお客様から大変好評いただいており、お客様とのコミュニケーションに繋がっているだけでなく、SNSへ投稿いただくことも多いです。
2つ目のエリアとしては、6体のPepperとコミュニケーションが取れる、お喋りコーナーを館内に設けております。
老若男女問わず、多くのお客様から気に入られています。
また、ロボットへの興味が、当館展示物への興味に繋がることもあり、そういった面でも有効に感じています。
– 印象的なエピソードを教えてください
Pepperを使ってプログラミングのワークショップを行うこともあるのですが、受講生が各々Pepperを活用した学校紹介やクイズなどのプログラミング結果を発表いただいている瞬間に、過去10年間の歴史館にはなかった場を創出できていることを実感したことが、大変印象に残っています。
地域の学校へ出張授業に行く際も、「今日はPepperいないの?」と聞かれるほどにPepperの認知度が高く、Pepperの存在は、「ロボットを超えたロボット」と感じてしまうほどです。
今後も、Pepperをきっかけに、テクノロジーやその素材に興味を持って、楽しんでもらえる人たちが増えると、当館としても嬉しい限りです。