より簡単にWhizの清掃ルートを作成できる
「スマートルート作成」を含むOSアップデートをリリース

2020年8月6日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(以下「ソフトバンクロボティクス」)は、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」用の最新OSの配信を2020年8月6日より順次実施いたします。

「Whiz」は最新のOSへアップデートすることで、より簡単に清掃ルートを作成できる機能「スマートルート作成」などを利用できるようになります。「スマートルート作成」は清掃エリアの外周のみをティーチングするだけで、内部を網羅して清掃するルートを自動作成する機能です。Whizの導入時、レイアウト変更時など、ルート作成にかかる負荷を大きく削減することが可能になります。

今後もより一層のサービス向上に努めてまいりますので、引き続きWhizをどうぞよろしくお願いいたします。

最新のOSについて

リリース内容 「スマートルート作成」の追加、UI表示の変更、軽微なバグ修正等
対象機体 日本国内で出荷済みの全ての「Whiz」
配信期間 2020年8月6日から8月16日の間に順次配信
※配信日の指定はできません。
アップデート方法 1.電源スイッチを押して電源を入れます。
2.本機がロボットオペレーションズセンター(ROC)に接続されると、自動でダウンロードが開始されます。完了するまで電源を切らずにそのままお待ちください。
※アップデートにかかる時間はおよそ1時間です。ご利用環境の通信状況により、数時間かかる場合があります。
※ソフトウェアアップデート中も本機を使用することができます。
3.電源を切り、再起動します。
4.設定メニューの「情報」で、ソフトウェアバージョンが「1.9.27」以上になっているか確認してください。
確認方法 ・設定画面にて確認可能です。

スマートルート設定について

機能説明 ・清掃したい範囲の外周を指定するだけでルートを自動作成

  • – ルート作成時に「外周からルートを自動作成」を選択すると清掃エリアの外周のみをティーチングするだけで、内部を網羅して清掃するルートが自動作成されます。


※清掃エリアの外周の一辺が必ず10m以下かつ、もう一辺が100m以下になる様に、1周だけティーチングしてください。
※その他詳細は「Whiz Conncet」に格納されている取扱説明書をご確認ください。

利用方法 ・清掃ルート作成時に、通常のルート作成か「スマートルート作成」かを選べる画面が追加されました。ルート保存箇所の選択後、該当の画面が表示されますので「外周からルートを自動作成(スマートルート作成)」を選択ください。


■「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した清掃・洗浄機を清掃の現場でご使用いただくためのサービスです。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

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