Whizの清掃ルートを柔軟に活用できる 「ルート複数選択」「タイマー機能」を含むOSアップデートをリリース

Whizの清掃ルートを柔軟に活用できる
「ルート複数選択」「タイマー機能」を含むOSアップデートを
リリース

2020年10月14日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(以下「ソフトバンクロボティクス」)は、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」用の最新OSの配信を2020年10月14日より順次実施いたします。

「Whiz」は最新のOSへアップデートすることで、「ルート複数選択」「タイマー機能」を利用できるようになります。「ルート複数選択」は、最大6つまでの清掃ルートを組み合わせる機能です。複数のルートを自由に組み合わせて選択でき、清掃ルート設計の幅が広がることで、さらなるユーザビリティの向上が期待されます。「タイマー機能」では「Whiz」の自律清掃開始時間をあらかじめ設定できるようになりました。決められた時間に自動的に自律清掃が始まるため効率的な清掃運用を構築することができます。

施設の清潔度があらゆる面でより重視される中、「Whiz」が少しでも施設清掃における負荷軽減や効率化の一助となるよう、今後もより一層のサービス向上に努めてまいります。

最新のOSについて

リリース内容 「ルート複数選択」「タイマー機能」の追加、UI表示の変更、軽微なバグ修正等
対象機体 日本国内で出荷済みの全ての「Whiz」
※「Whiz i 」は初回出荷時点から同機能を利用可能
配信期間 2020年10月14日から10月26日の間に順次配信
※配信日の指定はできません。
アップデート方法 1.電源スイッチを押して電源を入れます。
2.本機がロボットオペレーションズセンター(ROC)に接続されると、自動でダウンロードが開始されます。完了するまで電源を切らずにそのままお待ちください。
※アップデートにかかる時間はおよそ1時間です。ご利用環境の通信状況により、数時間かかる場合があります。
※ソフトウェアアップデート中も本機を使用することができます。
3.電源を切り、再起動します。
4.設定メニューの「情報」で、ソフトウェアバージョンが「1.4.28」以上になっているか確認してください。
確認方法 ・設定画面にて確認可能です。

設定を選択
情報を選択
ソフトウェアバージョンを確認

ルート複数選択について

機能説明 ・作成したルートを最大6ルートまで組み合わせることができます。
・都度、違ったルート設定を行うことができ、より効率的に自律清掃することが可能になります。

ルートを作成
ルートの組み合わせ選択が可能
利用方法 ・自律清掃ルート選択時に、「ルートを複数選択する」をタッチします。
・清掃したい順番にルートを選択後、「次へ」をタッチします。
・ハンドルを収納し、自律清掃ボタン(青)を押すと複数ルートを組み合わせた自律清掃を開始します。

清掃開始を選択
HLCを読み取り
ルートを複数選択を選択
清掃をしたい順番でルートを選択
  

ハンドルを収納し、自律清掃ボタン(青)を押す

※画面イメージは「Whiz」のものです。

タイマー機能について

機能説明 ・あらかじめ自律清掃の開始時刻を設定し、設定した時刻に自動で自律清掃を実行します。
利用方法 ・自律清掃ルート選択後、「清掃開始までの操作方法」画面で「タイマー」をタッチします。
・数字を上下にスクロールして任意の時間に設定し、「次へ」をタッチ、ハンドルを収納します。
・自律清掃開始時刻になりましたら「Whiz」が自動的に自律清掃を開始します。
※タイマーは7時間後までしか設定できません。
※タイマー設定後、自律清掃開始までは「Whiz」を移動させず、電源を切らないでください。

清掃開始を選択
HLCを読み取り
清掃ルートを選択
タイマーを選択
バッテリーが満充電か確認
任意の時間を設定
ハンドルを収納し、自律清掃開始を待つ

※画面イメージは「Whiz」のものです。

<本アップデートに伴う重要なお知らせ>
本アップデートに伴い、長時間(1時間程度)の自律清掃を実施後にエラー画面(610:215 ファームウェアエラー)が表示される場合があります。
表示された場合は、画面の指示に従って本機を再起動してください。
※上記エラーによる運用時の影響を軽減するため、「ルート複数選択」を利用する場合は、清掃時間が長いルートを最後に選択することをお勧めします。

■「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した清掃・洗浄機を清掃の現場でご使用いただくためのサービスです。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

2020年10月14日配信の本お知らせに、一部誤りがございました。深くお詫び申し上げます。
(誤)4.設定メニューの「情報」で、ソフトウェアバージョンが「1.14.62」以上になっているか確認してください。
 ↓
(正)4.設定メニューの「情報」で、ソフトウェアバージョンが「1.4.28」以上になっているか確認してください。

ニュース 一覧へ戻る

関連ニュース

ページTOPへ