生活インフラ6業種と清掃員への緊急支援の申し込みを延長

2020年5月15日
ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社(以下「ソフトバンクロボティクス」)は、医療施設などの生活インフラとされる6業種を対象に、2020年4月15日から実施している緊急支援の申し込み受け付けを、6月15日まで延長します。この緊急支援では、AI清掃ロボット「Whiz」と「施設清潔度診断サービス」を無償で提供しています。緊急支援の開始以降、多くの企業や施設からお問い合わせやお申し込みを頂いています。また、東京都の新型コロナウイルス感染者の軽症者受け入れ施設への提供も行っています。詳細はこちらをご覧ください。

■「Whiz」と「施設清潔度診断サービス」の無償提供について

申込み方法 ソフトバンクロボティクスのウェブサイトからお申し込み
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/clean-support/
無償提供期間 2020年6月30日まで(「Whiz」の提供を5月から開始した場合)
2020年7月31日まで(「Whiz」の提供を6月から開始した場合)
対象業種 ①医療施設、隔離施設
②介護施設
③官公庁、金融機関
④小売(スーパーマーケット・ドラッグストアなど)
⑤駅、空港
⑥工場、物流

※施設清潔度診断サービスでは、床面および接触部へのATP拭き取り試験による生物学的汚染度と、パーティクルカウンターによる空気中の粒子量を計測します。空間のウイルスを測定するものではありません。

■「施設清潔度診断サービス」について

ソフトバンクロボティクスが行っている「隠れダスト」に関する研究では、きれいに見える施設の床でも人の手では取り切れない「隠れダスト」が存在することや、床の清浄具合に比例して空気中に浮遊菌やほこりが多く漂っていることを分かりました。施設の空間を効率的にきれいに保つためには、思い込みや過去慣性に頼らず、科学的に清掃状況を把握し、清掃方法を決めることが重要です。しかし、清掃業界において、その多くは思い込みや過去慣性に頼っている状態で、結果として清掃員の負担がかかっている状況です。「施設清潔度診断サービス」では、科学的に施設の床の清掃具合と空気中の清浄度を数値化し、清掃具合を把握することができます。その診断の結果を基に、ソフトバンクロボティクスが、ロボットと人間の清掃作業を分担させる清掃方法の構築をサポートすることで、施設をよりきれいにするとともに、清掃員の負荷を減らす解決策をご提案します。

■「Whiz」について

「Whiz」は、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に続く2種目のロボットで、ソフトバンクロボティクスが今後さらなる拡大を目指すロボット事業の重要な一翼を担う製品です。また「Whiz」は、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾です。「AI清掃PRO」は自動運転技術「BrainOS」を搭載した清掃・洗浄機を清掃の現場でご使用いただくためのサービスです。最初に「Whiz」を手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させます。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するため、清掃時の品質を一定に保つことができます。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、「Whiz」に搭載された複数のセンサーが検知することで、回避しながら走行することが可能です。

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