関西圏最大級の66店舗で導入!
清掃品質向上に加えて先進性や販促効果も。
Whiz iで企業ブランドの価値向上を実現。

  • 株式会社光洋様(大阪府)

株式会社光洋様(大阪府)

■関西最大級*1、Whiz i アイリスエディション*2の66台導入で清潔さと先進性を兼ね備えたスーパーに
お客さまアンケートで高評価。子供たちからの反応も良く、嬉しい声が増える結果に。
■Whiz iで清掃作業の効率化に成功。床面清潔度も改善
確かな集塵力で、人の手では取り切れなかった塵やゴミの収集に貢献。結果、床面清潔度を58%改善することに成功。清潔に対して高い意識を持っている光洋様がWhiz iの高い清掃品質を認め、導入を決定。
■販売促進も強化し、売上向上を実現
清掃作業以外の活用方法として、 Whiz iに販売促進のPOPやスピーカーを設置し運用をしたところ、トライアル6店舗平均で恵方巻の予約客数が前年比175.8%を達成。

*1 事例公開:2022/8/8時点
*2 「Whiz iアイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスの「Whiz i」に、業界ニーズに合わせたアイリスオーヤマ独自のオプションの追加を可能にしたDX清掃ロボットです。
  • 株式会社光洋
  • 〈お話を伺った方〉
    株式会社光洋
    総務部長
    三輪 靖彦 氏

    Maxvalu吹田千里丘店
    店長
    安部 高史 氏

  • 〈施設・会社概要〉
    株式会社光洋 様は、本社を大阪府茨木市に構え、食品スーパーを中心に事業を行っています。KOHYOやMaxvalu、PEACOCK STORE 屋号の店舗を、大阪、京都、奈良、兵庫の近畿2府2県に79店舗展開(2022年7月末時点)しています。
    Maxvalu吹田千里丘店は大阪府吹田市にあり100名を超える従業員が在籍、ファミリー層や団塊世代が多く来店される大型店舗です。

  • 株式会社光洋

課題

  • ①店店舗の衛生管理(除菌・清掃)を通じ、安全・安心を醸成したい
  • ②先進性のある取り組みでお客さま満足度を向上させたい
  • ③エンターテイメント性のある新しい取り組みを行い、販促効果を期待したい

効果

  • ①目に見えない塵やゴミも集塵。感染対策の強化に効果
  • ②ロボット活用の先進性がお客さまから高評価。先進性をPRし、競合他社との差別化も実現
  • ③恵方巻の予約客数が前年比175.8%に増加。売上向上に貢献

「地域に根差したスーパーマーケット」のWhiz i導入のきっかけ

株式会社光洋 様の概要をお聞かせください。

三輪氏
1973年に鮮魚の専門店として開業し、後にスーパーマーケット事業を開始しました。2007年にイオングループの一員となり、2020年には株式会社ダイエーの子会社として、近畿エリアのスーパーマーケットシェアナンバーワンを目指し事業活動をしています。
株式会社光洋は創業以来、「お客さまのくらしにとけこみ、お客さまのくらしに役立つ」を企業コンセプトに、食を通じてお客さまのくらしを豊かにすることを常に考えながら事業運営を行っています。

Whiz iをトライアル導入なさったきっかけは何でしたか。

三輪氏
もともと2021年に、(株)ダイエーが関西で51店舗にWhiz iを導入したという経緯がありました。またアイリスオーヤマ様からWhiz iのお話をいただき、また当社の社長の「やってみてはどうか」というアドバイスがあり検討を開始しました。

トライアル前の印象を教えてください。

三輪氏
以前、ショッピングセンターでお掃除ロボットが稼働していると聞いたことがありましたが、当社が展開するスーパーマーケットの狭い通路でも同じようにお掃除の効果を発揮するのか、正直半信半疑でした。しかし(株) ダイエーの先行事例やアイリスオーヤマ様からの情報提供を受けて、トライアルをしてみることに決めました

2回のトライアル実施でWhiz iを検証

トライアルは2回実施したと伺いました。

三輪氏
店舗の活性化を行う店があったので、まずはその1店舗にトライアル導入しました。実際の稼働後に、お客さまのアンケートを実施することができ、反応は非常に好印象で導入価値はあると感じました。しかし1店舗のみの結果であって、他の店舗でもトライアルして比較したいと、アイリスオーヤマ様に複数店舗でトライアル検証をさせてもらえないかお願いをしました

2回目のトライアル実施前に、当社のマーケティング部や店舗を管轄する営業統括部、店舗オペレーションを担当するストアオペレーション部と連携し、追加店舗の選定や清掃以外での活用法、効果測定なども含めて検討しました。

各運営部から1店舗選定し、6店舗で実施することにしました。清掃品質の向上・お客さま満足度の向上・先進性のアピールという3つの目的を掲げ、あわせて販促効果の数値評価も検証することにしました。

トライアルはどのように進んだのでしょうか。

安部氏
新型コロナ蔓延の影響で、2020年以降は感染症対策を重視されるお客さまが増えたと実感していました。私が店長を務めるMaxvalu吹田千里丘店では清潔感を保つために、店舗活性化を機会に本社総務部からの指導を受け、抗菌カゴや抗菌ゲートの導入を行っていました。ちょうどタイミング良く清掃ロボットのトライアル店舗に選定されたこともあり、お客さまに安全性をアピールできると思い、前向きに取り組ませてもらいました。
  • トライアル導入では基本的に、10時、15時、20時の1日3回稼働をさせました。最初はお客さまがWhiz iをどうお感じになるか心配な部分もありましたが、稼働してみるとお子さまが喜んでWhiz iと一緒に歩くなど好感を持って迎えられ、スムーズにトライアルができました。
  • (左)株式会社光洋 総務部長 三輪靖彦 様
(右)Maxvalu吹田千里丘店 店長 安部高史 様

    (左)株式会社光洋 総務部長 三輪靖彦 様
    (右)Maxvalu吹田千里丘店 店長 安部高史 様

販促や先進性のアピールにもWhiz iを活用

清掃に加え、副次的な効果として、販売促進や先進性のアピールといった活用も検討されていたそうですね。

三輪氏
(株)ダイエーの先行事例があったこと、また特にコロナ禍に入ってからはDXやロボットの活躍なども取り上げられる世の中になって、他社に先駆けて新しい取り組みをしなくてはという思いがありました。そして、Whiz iの導入が、結果としてお客さまのご来店頻度を高めることにもつながればと考えていました。

販促面でWhiz iをどのように活用していましたか。

  • 安部氏
    本社のマーケティング部から配布された販促POPをWhiz iに付け、またスピーカーで音声を流し稼働させました。クリスマスの時は私もサンタの衣装でWhiz iと一緒に店内を歩いていたのですが、お子さまがWhiz iを追いかけたり、お父さん、お母さんたちがロボットに興味を示したりと、お客さまに受け入れていただいていると実感しました。

清掃、販促、顧客満足度向上それぞれにWhiz iが貢献

Whiz iの活用で、清掃品質面ではどんな効果を得ましたか?

三輪氏
アイリスオーヤマ様から清潔度を測るATP検査を実施してもらい、床面の清潔度が58%改善したと伺いました。実際にダストボックスを開けて中身を見せてもらった際に、 「Whiz iが走ることで目に見えないホコリや塵がこんなに集塵できるのか」と思わず感動してしまいました。
安部氏
正直なところ、本当に掃除してくれているのか疑問でした。でも、ゴミ袋いっぱいにクズが入っている様子とか、底面のトレイからバサッとゴミが出てくるのを見て、床に見えない粉塵が思った以上にあることに驚きましたね

販促での効果はいかがでしょうか?

三輪氏
トライアル時に6店舗で恵方巻の販促を行ったのですが、予約客数は6店舗平均で前年比175.8%でした。Whiz i導入店舗は、予約の客数や点数も未導入店を大きく上回る結果になりました。

Whiz iにスピーカーを付けて音声で販促をするのは、非常に有効だと実感しました。

関西圏最大級の導入に

本導入はどのように進みましたか?

三輪氏
トライアル時に吹田千里丘店を管轄する運営部から「うちの運営部は全店に導入したい」という声も上がり、関係者の皆から評価をいただいていたと思います。また当社の社長からは、「お子さまが喜んでくれて、先進性のアピールになるのであれば全店で導入してはどうか」という後押しもありました。

そこで、全店の店長が集まる店長会議で、今までのトライアルの取り組みや他社の事例などを熱くアピールしました。結果的に目標を超える66店舗(トライアル6店舗を含む)が導入したいとエントリー、関西圏最大級の導入となりました。

アイリスオーヤマのサポートはいかがでしょうか?

三輪氏
すごく手厚くサポートしていただきました。アイリスオーヤマ様は各店舗のロボットの稼働状況を遠隔から確認し、なかなか活用できていない店舗があれば直接店舗にお声がけいただき、エラーが出た際にもすぐに飛んできて、スピーディーに対応していただいたといった声を店舗から聞いています。事務局以上に手厚く店舗のフォローをしていただいて、店舗も助かっていました。アイリスオーヤマ様のサポートへの熱意を感じて、さすがだなと思いました。

お客さまからのお声はいかがでしたか?

三輪氏
お客さまとの会話も生まれ、「掃除しているんだ」とか「先進的でいいね」といったお話を直にお伺いすることもできました。また、お子さまには特に人気で、最初に導入した店舗からは「お子さまが週に何度もWhiz iを見に来てくれています」との報告を受けました。 お客さまからの反応は非常に好印象だったかなと思います。
安部氏
写真や動画を撮っているお客さまもいらっしゃいます。SNSに上げて拡散していただいているお客さまもおられ、来店動機の掘り起しにもつながると実感しました。

導入の効果を生むためにした工夫はありましたか。

三輪氏
Whiz iをしっかり稼働させるとどうしても充電が必要になるのですが、充電のために一度バックヤードに下げ、充電後にまた売り場に出すとなると、それだけ手間がかかります。
  • そこで、大半の店舗では、レジまたはサービスカウンター周りを少し整理して「ロボットステーション」というものを作り、そこを出発・帰着地点にすることでWhiz iを出し入れする手間を解消する工夫をしました。また、充電中もスピーカーで音声を流しておくことで販促にもなっています。

今後のWhiz i活用の展望と、Whiz iへの期待をお聞かせください。

三輪氏
今後Whiz iの1日の稼働時間を延ばし、さらに活用していくことを目指しています

また、コミュニティ社員(時間給制社員)で構成する、店舗改善活動のための「マイストア委員会」にWhiz iをメンバーのひとりとして預け、店舗ごとに活用方法を検討し、もっと活かしてもらおうと考えています。また、お中元や土用の丑の日のようなセールスを強化すべき時には、全社で連携を取りながらWhiz iの販促面での有効活用をさらに進めていきたいと思っています。

その他にも、今後は防犯面での活用なども検討し、全店舗に展開させていきたいと考えています。

本日はお話、ありがとうございました。

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