AI清掃ロボット Whiz
展示会出展レポート

〜ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2019(東京)〜

2019年11月28日
ソフトバンクロボティクス株式会社

2019年11月13日からの3日間、東京ビッグサイトで開催された「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2019(東京)」に出展しました。ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2019は、「ビルメンヒューマンフェア」を主催する公益社団法人全国ビルメンテナンス協会と「クリーンEXPO」を主催している一般社団法人日本能率協会が共催する国内最大級のビルメンテナンス専門B to Bイベントです。

開催3日間の来場者数はビルメンテナンス・清掃業・ビル管理会社など12,776人で、今回、ソフトバンクロボティクスでは、AI清掃ロボットWhizのデモンストレーションを中心としたブース(以下、Whizブース)の出展と講演会場において「グローブシップとダスキンが語る、いまこそ清掃ロボットを活用すべき理由」セミナーを開催しました。さらに最終日には会場内のイベントステージで開催された「ビルメンロボット実験室」にて、Whizのデモンストレーションも行いました。

清掃ロボット導入への不安や課題を明確にもって来場

Whizブースにはビルメンテナンス・清掃業・ビル管理会社関係をはじめ、商業施設の施設管理担当者など、数多くの方が来場されました。今回の展示会はビルメンテナンス業界に特化していることもあり、清掃ロボットの導入検討を目的に来場される方も多く、自社の清掃における課題や不安を明確に持っている企業の方が、多くいらっしゃいました。

地方で清掃業を展開している企業の現場責任者の方からは、「清掃ロボットを導入検討したいと思って展示会に足を運びました。当社の場合、高齢で働かれている清掃員も多く、簡易に操作できる清掃ロボットであるか、そして清掃クオリティーがどのように担保できるかということが導入までの検討事項でしたその点、Whizはティーチング操作も簡単ですし、清掃ルートをデータとして管理できる点がよいですね」と語っていただけました。

また、関東圏でスーパーマーケットを店舗展開する担当の方からは、「清掃は自社の社員・パート・アルバイトですべて行っています。開店前に清掃を行うのですが、商品陳列などの準備に追われ、清掃にかけられる時間にばらつきが出ます。開店準備をしながら清掃ロボットを使用することが可能か。また、店舗の通路を走行可能かどうか、面積の広い大型店舗でも長時間の稼働に耐えられるかということが課題事項でしたので、それらを解決できるWhizにはとても興味があります」と語っていただきました。

業態やエリアに限らず、人材不足は共通の課題であるものの、企業が抱える課題はさまざまであり、その課題解決のために来場される方が多いことを実感する機会となりました。

展示会には約150社の企業が出展。Whizブースのデモンストレーションは毎回大盛況だった
展示会には約150社の企業が出展。
Whizブースのデモンストレーションは毎回大盛況だった
走行デモンストレーションを中心としたWhizブース
走行デモンストレーションを中心としたWhizブース

業界に広がる清掃ロボットへの期待

業界全体が清掃ロボットに注目していることを示すかのように、今回の展示会には清掃ロボットを展示する企業も数多く見られました。また、会場内のイベントステージにおいても出展企業6社による清掃ロボットデモンストレーション「ビルメンロボット実験室」も開催され、大きさ、機能、安全性、稼働動作を真剣な眼差しで見つめる来場者の姿には、清掃ロボットへの期待の高さがうかがえました。

出展企業6社による清掃ロボットデモンストレーション「ビルメンロボット実験室」
出展企業6社による清掃ロボットデモンストレーション「ビルメンロボット実験室」

この清掃ロボットへの期待の高さは、弊社が開催した「グローブシップとダスキンが語る、いまこそ清掃ロボットを活用すべき理由」セミナーにおいても実感することができました。定員200名の会場はほぼ満席となり、グローブシップ株式会社 営業本部 常務執行役員 瀬本陽一郎 氏、株式会社ダスキン 執行役員 訪販グループ戦略本部長 藤岡利義 氏、ファシリテーターを務めた弊社常務執行役員 吉田健一のディスカッションを来場者は熱心に聴講され、盛況のうちに終了いたしました。

講演会場で開催した当社のセミナーには、約200名が参加
講演会場で開催した当社のセミナーには、約200名が参加

Whizとの協働がもたらす効果

Whizを活用することでどのような効果・メリットがあるのか、上記セミナーを聴講された清掃業の方からお話をうかがいました。

「私たちの抱える人材不足や清掃コストの課題を、Whizなら解決できるのではないかと思いセミナーに参加しました。Whizはこのような課題を解決するだけでなく、ロボットだから実現できる清掃の見える化・数値化が、品質を安定して向上させることや、人の動ける範囲が広がることで、さらに高品質なサービスの提供も可能にするという効果に惹かれました。これは新たな付加価値サービスなどのビジネスチャンスにもなると思います」。

また、清掃員へのメリットについて、「Whizを活用すれば時間的余裕が生まれるので、その時間を利用して清掃知識やロボットの操作技術を習得することができます。今後はWhizのオペレーター認定やトレーナー認定が取得できるトレーニングプログラムもはじまると聞き、清掃員のスキルアップや働き方改革にも繋がっていくと思いました」と語っていただきました。

Whizのより詳しい機能についてスタッフと話し込む方も多く見られた
Whizのより詳しい機能についてスタッフと話し込む方も多く見られた
2020年4月本リリース予定の「Whizトレーニングプログラム」
2020年4月本リリース予定の「Whizトレーニングプログラム」

Whizとの協働がもたらす効果は、企業だけでなく、働く清掃員の方にとっても大きな効果をもたらします。ソフトバンクロボティクスでは、これからもさまざまな分野の展示会に出展を予定しています。実際にWhizのデモンストレーションをご覧いただき、これからの清掃ビジネスの在り方、働く方へのメリットを実感していただければと思います。
また、今回の展示会においても数百社の方から「AI Clean 元年 ~日本中のフロア タダでキレイにします~」キャンペーンのお申し込みをいただきました。キャンペーンならびに「Whizトレーニングプログラム」の先行登録は、下記に記載した弊社WEBサイトからお申し込みください。

次回以降の出展予定について

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/whiz/exhibition/

【展示会名】

スマートビルディング EXPO

【開催期間】

12月11日から12月13日までの3日間

「Whiz」とは

Whizは、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種です。コンパクトなサイズのため小さい部屋などでも小回りよく清掃できるほか、自律走行時に壁などの障害物と距離を離すことなく走行するため、衝突を避けながら隅まで清掃することが可能です。さらに、Whizは手押しで清掃ルートを記憶させるだけで自律清掃が可能なため、新たに操作方法を習得する必要がありません。
2019年度グッドデザイン賞を受賞。清掃・メンテナンス業の国際展示会2019において、ISSAイノベーション・アワードを受賞。

▼Whiz紹介ページ
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/whiz/

▼「AI Clean 元年 ~日本中のフロア タダでキレイにします~」キャンペーンページ
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/aiclean-firstyear-02/

▼「Whizトレーニングプログラム」先行登録ページ
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/aiclean-firstyear-02/

▼資料ダウンロード
こちらから

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