配膳ロボット「Servi」を相棒に
活躍する焼肉ポリス
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焼肉きんぐ 板橋前野町店 様

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【店舗概要】
焼肉きんぐ 板橋前野町店(東京都板橋区)
(運営会社:株式会社物語コーポレーション)
物語コーポレーションは、「焼肉きんぐ」242店舗、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」68店舗の計310店舗で、ソフトバンクロボティクス社が提供する配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」443台を順次導入し、稼働を始めている。
課題
- ①スタッフ1人当たりの配膳・下膳の労力が大きく、接客の時間が削られていた
- ②ピークタイムのスタッフの負担が大きかった
効果
- ①適材適所によりスタッフの負担が軽減され、 Servi導入で浮いた時間を 接客の時間に当てられるように
- ②労働時間を1日あたり9時間以上削減
Servi先行導入時の店長談「操作は簡単、ピーク時も安定した働き」
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南シニアマネージャーとServi。導入時の天井へのマーカー設置などの作業は不要で、あらゆる店舗ですぐに利用可能。マッピングおよび導入支援を含め3時間程度で即戦力に
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物語コーポレーション
焼肉事業部 事業推進グループ
シニアマネージャー 南 洸 氏とにかく操作が簡単、5分ほどで高校生からベテランまで全スタッフが使いこなせるようになりました。
4時間の充電で12時間働いてくれます。ピーク時でも安全性が高く、安定した働きで店舗の基本価値になります。
愛称を付けている店舗もあるほどで、頼りになる仲間。お客さまにも喜んでいただけていますよ。
配膳・下膳は1時間に約30回、スタッフが一番輝く接客の時間が削られていた
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「焼肉きんぐ」は、郊外ロードサイド型店舗で、テーブルバイキング方式が特徴。追加注文が多く、お客さま1人当たり平均十数皿(ドリンクを含む)もの配膳がある。
スタッフ1人当たりの配膳・下膳も1時間に約30回とその労力は大きく、スタッフが一番輝く接客の時間が削られていた。
それは「おせっかい文化」の醸成・昇華を目的とする同社にとって大きな課題だった。 -
お客さまが自分で皿を取るのもServiが運んでくると楽しさになる。高性能の3Dセンサーなどにより最小60cmの幅を通過可能(利用環境や利用方法によって必要な通路幅変動有り)。人はもちろん、靴などの小さな障害物も検知し、滑らかに回避し走行可能
焼肉店が焼くおせっかいは最高のおもてなし
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「焼肉きんぐ」のおせっかい文化の象徴「焼肉ポリス」。食べ放題業態でありながらお客さまのためになると思えば即実行
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「おせっかい文化」とは人のために良いと思ったことを即行動に移すこと。同社創業時のおでん割烹から続く、DNAだ。
課題解決のために、同社は実証試験(同社実証試験効果:労働時間9時間以上削減/日)を経て、Servi導入を即決。
ロボットが得意なことはロボットに任せ、スタッフの負荷を軽減。人とロボットとの適材適所で、人にしかできない「おせっかい」を焼く(おもてなしを実践する)ことができる環境改善を行った。
食べ放題でありながらも、おいしい肉の焼き方のアドバイスや、店への要望・不満を「おせっかい係」が収集し、改善に努めている。
「焼肉きんぐ」では、おせっかい係を「焼肉ポリス」として具現化。「焼肉ポリス」に任命されたスタッフは、本来の役割である接客に注力する。イキイキとおせっかいを焼く姿は、お客さまの笑顔を増やし、店舗の活気、焼肉のおいしさも倍増させる。
ピークタイムでも疲れ知らずの安定した働き
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その頼りになる相棒役がServi。ピークタイムでも疲れ知らずの安定した働きで、「焼肉ポリス」を支える。コロナ対応の非接触という無機的な言葉も、人とServiが適材適所で共生した店舗は「新しい生活様式」の中でぬくもりを感じさせる。
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360°どこからでも料理を載せやすい親切設計。重量センサー搭載で、すべての料理を届けた後は自動でキッチンに戻る。3段トレイは合計最大約30kgまで積載可能
日食外食レストラン新聞 2021年(令和3年)1月4日(月曜日)号より転載
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