プロジェクト紹介 Pepper

2014年に発表されたソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」。
今回、Pepperのプロジェクトを初期から担当したメンバーの内の3名が、プロジェクト実施の背景や大変だったこと、今後の目標について語りました。

メンバー

Pepper プロジェクトメンバー紹介

D.I.さん

アプリ、会話を中心としたサービス、コンテンツの企画・開発を担当。現在は、Pepper及び新規プロジェクトの商品企画を行う。

Pepper プロジェクトメンバー紹介

S.M.さん

SW検証、アプリ開発管理を担当。現在は、OSやプラットフォームアプリケーションのリリースに向けたPMも兼務している。

Pepper プロジェクトメンバー紹介

N.K.さん

OS部分の開発・検証や、B2Bプラットフォームアプリケーションの仕様策定・開発管理などを担当。現在は、AI清掃ロボット WhizのSW開発・検証を行う。

まず、プロジェクト実施の背景について教えてください。

プロジェクト紹介 Pepper

S.M.さん:
2013年に孫正義特別プロジェクトメンバー募集で入社しました。極秘プロジェクトであったため、入社前には何をするか情報が少ない中、想像を膨らませていました。
入社後に、Pepperと対面し、ロボットを取り扱うと聞いた時は、想定外すぎて衝撃を受けました。

D.I.さん:
2013年に、中途入社でPepperのプロジェクトに参加しました。
コンテンツの企画経験者という募集で、そのような業務を想定していたのですが、入社したら「ロボット」という未経験のチャレンジングな分野で、大変な思いをしたのを覚えています。

N.K.さん:
ソフトバンク内でも極秘のプロジェクトで、プロジェクト参加直後にセキュリティが厳重な特別ルームに通されました。その奥にいたPepperがとても印象的でした。
プロジェクト当初は約20名で1つの会議室を貸し切って開発などの業務を行っていました。

それぞれ担当した業務について教えてください。

プロジェクト紹介 Pepper

D.I.さん:
入社当初は、1年後に向けたPepperの製品発表に向けて、Pepperの基本となるコンテンツのコンセプト設計、アプリや会話といったコンテンツ制作に携わりました。
その後も、家庭向けモデルの初期開発、アップデートや法人向けモデルのアプリ開発など、一貫して自分の専門でもあるコンテンツ制作に携わり、現在は新規プロジェクトを含む企画チームのマネージャーを担当しています。

S.M.さん:
当初コンテンツ企画担当として入社し、Pepperに関わるアプリを企画していました。当時は社長デモに向けた開発しかできていませんでしたが、ソフトバンクショップにローンチすることが決まり、運用に耐えうる検証が必要となり、そのための検証チームを立ち上げて、そのまま当該チームのマネージャーになりました。

N.K.さん:
アルデバラン(現ソフトバンクロボティクスヨーロッパ)と日本の開発のハブとなる部署でOS部分の開発・検証を担当し、人を検知する距離の検証や基本機能開発やモバイルアプリの開発に携わりました。現在はWhizのソフトウェアや検証を担当するチームのマネージャーをしています。

プロジェクトで大変だったことを教えてください。

プロジェクト紹介 Pepper   

S.M.さん:
初めての転職だったこともあり、家族からの「新しい仕事は順調?」という気遣いに対しても、常に内緒にしなければならないのが辛かったですね。
プロジェクトチーム全員で営業時間後のソフトバンクショップでの機能試験を実施したりしていました。印象的だったのは、「お客様のスカートをめくらないのか?」という試験項目もあり、女性だけで実証実験をしていたこともありました。

D.I.さん:
初期フェーズは、組織も体系化されてなくメンバーも少ない状態だったので、必要なタスクをメンバーで日々アップデートし、分担していくような形でした。
さらに社内でもNDAのプロジェクトだったので、厳しいセキュリティの中、企画や開発を日々続けていくのが、とても大変でした。

N.K.さん:
当初はソフトウェアもハードウェアも日々様々な改善を行っていて、一方を修正するともう一方も修正が必要になって大変苦労しました。特にPepperの直立動作のバランス調整は非常に難易度の高い課題でした。

プロジェクトを通して、どのような成長や手応えを感じていますか?

プロジェクト紹介 Pepper

N.K.さん:
今までにない製品・サービスの開発に最初から携わり、他ではなかなかできない経験ができたと思います。 海外ベンダーとやりとりをしてものをつくる経験は貴重で、全く違う文化や価値観・考え方に触れられたのは大きな成長に繋がったと思っています。

S.M.さん:
当初コンテンツ企画で入社しましたが、色々なことを経験させてもらえました。「経験有無に関わらず、課題を指摘した人が、何でもチャレンジさせてくれる」環境があります。
様々な業界からメンバーが集まっており、その仕事ぶりを見て、プロジェクトマネジメントや検証の仕方を学べることが多いです。
グローバルな仕事を通しての成長も実感し、世界に目線をむけて仕事ができることは大きな経験になりました。

D.I.さん:
企画としては、プラットフォームとコンテンツの両方に携われるという機会はとても貴重だと思います。 冨澤社長も「ロボットは約束された未来」というように、これからの成長分野の第1世代に携われるという点も、魅力的で大きな経験ができる環境だと思っています。

今後の目標について教えてください。


D.I.さん:
企画者としては、より多くの人に触ってもらえるサービスを作る、ということが昔から一貫した目標です。
ロボットビジネスは新しく、技術的にも多くの可能性があり、グローバルでのチャンスも豊富なので、企画としてはとても魅力的でチャレンジングな環境です。 この環境で、新しいサービスを生み出していきたい、と考えています。

N.K.さん:
市場にどんどんロボットを普及させていきたいです。 Pepper以外の新しいロボットの開発も含め、新たな開発に積極的に携わっていきたいです。

S.M.さん:
大手グローバル企業と簡単に提携ができる環境は大変恵まれていると思います。 これからの時代、ロボットはさらに進化していきます。そして、そのサービスをあたりまえの世の中にすることで人々の生活をよりよくし、社会に貢献していきたいです。


プロジェクト紹介 Pepper

▼Pepper for Home

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/home/


▼Pepper for Biz

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/biz3/


▼Pepper 社会貢献プログラム

https://www.softbankrobotics.com/jp/product/academy/


※記事の内容は、2019年8月20日取材時点での情報です。

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